結論:PDTを使ってアービトラージをしてみたら思ったより利益がでました。アビトラの方法も解説します!
アービトラージとは
アービトラージ(裁定取引)とは、本来同一の価値を持つものが何らかの理由により価格差が生じた際に、価格が安いところで買い、価格が高いところで売ることで利益を取る手法です。
例えばAという取引所で1BTCの価格が500万、Bという取引所では1BTCの価格が510万と価格差が生じたとします。この時、取引所Aで1BTC購入しすぐに取引所Bで1BTC売ることで10万円の利益を獲得できるというわけです。(実際には送金手数料や取引手数料がかかるので利益はもう少し少なくなります)
これが基本的なアービトラージのやり方になります。
というわけで今回は実際にPDTでアービトラージを行っていきます。
アービトラージのやり方
PDTの価格があがってきたのでPDTを取り扱っている取引所やDEXで価格差がないかをまず調べます。
PDTを取り扱っている取引所及びDEX
・Sushi Swap(Binance Smart ChainのPDTのみ対応)
Paradise Exchange
1ドルあたりのレート:約454PDT
PancakeSwap
1ドルあたりのレート:約642PDT
PDT(BSC)のコントラクトアドレス
0xd822Ada09eff45CDd81dA4dC21F2993D6A5aAC9b
Sushi Swap
1ドルあたりのレート:約644PDT
※Binance Smart ChainのPDTのみ対応
PDT(BSC)のコントラクトアドレス
0xd822Ada09eff45CDd81dA4dC21F2993D6A5aAC9b
UniSwap
1ドルあたりのレート:約403PDT
PDT(ERC20)のコントラクトアドレス
0x4C2Af3E2730E314bB0c53F0c9DD372090372fB28
アービトラージ実践
UniSwapとSushiSwapが一番価格差がありますが、Ethereumネットワークの手数料が高いので今回はParadise ExchangeとPancakeSwapでやってみようと思います。
価格の低いPancakeSwapでPDTを購入
今回は1000ドル用意したのでPancakeSwapで1000ドル分のPDTを購入します。(PancakeSwapで取引するときは手数料としてBNBが必要です。)
1000ドル一気にスワップできるかわからなかったので、まず100ドル分スワップしてみました。
100ドル分スワップしてみましたが、価格がほとんど変わらなかったので、残りの900ドル分を一気にスワップしてみました。
合計1000ドル分をPDTにした結果634,038PDTになりました!
価格の高いParadise ExchangeでPDTを売却
634,038PDTをParadise Exchangeに送金してUSDTに戻した結果1354ドルになりました♪
結果
アービトラージ前:1000ドル
アービトラージ後:1354ドル
手数料(送金手数料やスワップ手数料など):約7ドル
結果:プラス347ドル
考察
現時点でのPDTは取引所とDEXとで流動性に差があるので、これを利用してアービトラージをすることで利益を生むことができます。
DEXでアービトラージをする場合は以下に注意してください。
DEXでマイナー通貨をスワップする場合、スリッページを狭く設定するとスワップできないことがあります。ですが逆に広く設定しすぎると、通貨の流動性が低すぎることでアービトラージの利益がマイナスになる程に買い込んでしまう可能性があります。
これを避けるために、スリッページを設定する際は、安い取引所(DEX)と高い取引所(DEX)の価格差分のパーセンテージまでにするようにしてください。
またDEX同士でアビトラをする場合は、Paradise APPでチェーン毎にPDTを変換する必要があるので、こちらの記事を参考にしてみてください。
今回のように、取引所やDEXでの価格差、流動性、手数料を考えてアービトラージすれば安定して利益を出すことができます。
最近Paradise ExchangeでPDTの取引が盛り上がってきているので、今回のような価格差が定期的に起こる可能性があります。
いいタイミングを逃さないように、こまめに値動きをチェックするのがおすすめです!
まとめ
今回は私が普段から使っているParadise ExchangeとPancakeSwapでアービトラージを実践してみました!
流動性がどのくらいあるか不安でしたが、1000ドル分スワップしても価格がほとんど変わらなかったのでまだまだ利益を出せるかなと個人的に思っています。
今回347ドル増やせたのでもっとアービトラージでお小遣いを増やしちゃいます♪