仮想通貨のウォレットとは?
仮想通貨のウォレットとは、現金で言うお財布と同じようなもので、仮想通貨を保管するものです。
仮想通貨のウォレットでは仮想通貨の保管・送信・受信・取引ができます。
仮想通貨のウォレットには「ホットウォレット」と「コールドウォレット」の2種類があります。
ホットウォレットはインターネット環境に接続する必要があり、コールドウォレットはインターネット環境から切り離されているという違いがあります。
ホットウォレットはインターネット環境さえあれば利用できるのでいつでもどこでも使えるという利便性がありますが、インターネット環境に繋ぐのでハッキングされる恐れがあるというデメリットがあります。
コールドウォレットは安全性の高い管理方法なので長期保管に向いていますが、資産の確認に手間が掛かるものもあり利便性は低いというデメリットがあります。
ウォレットの詳しい説明は下記記事で解説しています。
おすすめの仮想通貨ウォレット
おすすめの仮想通貨取引所のウォレット
Coincheck(コインチェック)
国内取引所でおすすめなのはCoincheckです。
Coincheckは17通貨を取扱っていて、国内取引所の中ではアルトコインも豊富に取扱っています。
投資する金額が高くなればなるほど負担になる取引所手数料もCoincheckは無料なので嬉しいポイント。
カスタマーサポートも日本語で充実しているので仮想通貨を初めて触れる人にはおすすめです。
Paradise Exchange(パラダイスエクスチェンジ)
海外取引所でおすすめなのはParadise Exchangeです。
120種類以上もの取扱い通貨があり、国内取引所では取扱っていない通貨も数多くあります。
公式サイトは日本語も対応しているので初心者にも使いやすい取引所です。
詳しくは下記記事をご確認下さい。
おすすめのウェブウォレット
Blockchain.com(ブロックチェーンドットコム)
Blockchain.com (旧Blockchain.info) は、世界的に高い人気を誇るウェブウォレットです。(モバイルウォレットにも対応しています)
対応している通貨はBTC、ETH、BCHの3通貨。
取り扱い通貨は少ないですがウォレットに特化しているため、設定や操作が簡単で日本語にも対応しているので初心者にもおすすめです。
しかし、サイトに繋がりにくい時もあります。
MetaMask(メタマスク)
MetaMaskはイーサリアムネットワークに対応したウェブウォレットです。
アカウント作成後に個別で他のブロックチェーン情報を追加設定することで、BSCやPolygonチェーンなど様々なネットワークの仮想通貨を保管することができます。
また、仮想通貨だけではなく、NFTの保管もできるウォレットです。
現在はアプリもあるので普段から気兼ねなく使うことができます。
MetaMaskについては下記記事をご覧ください。
NFTについては下記記事をご覧ください。
おすすめのモバイルウォレット
Trust Wallet(トラストウォレット)
Trust WalletはBinanceの公式ウォレットで、2017年にイーサリアムネットワークの仮想通貨に対応するウォレットとして誕生したものです。
現在は65種類以上ものブロックチェーンに対応しているため、かなりの数の仮想通貨を保管することができます。
また、Binance DEXと連携しているためトレードも簡単にできます。
公式サイトは日本語にも対応しているので、英語が苦手な方でも無理なく使えるでしょう。
Ginco(ギンコ)
Gincoは日本初のモバイルウォレットです。
現在はBTC、ETH、BCHをはじめとする17種類の仮想通貨を保管することができます。
Gincoはクライアント型ウォレットであるため、ハッキングのリスクが下がり安全性も高いといわれています。
クライアント型ウォレットとは、秘密鍵を自分で保管しておくタイプのウォレットのことです。秘密鍵をサーバー上で保管しないため、ハッキングされる危険性が少ないのが特徴です。
JAXX(ジャックス)
JAXXとは、様々なOSで使うことができるモバイルウォレットです。
現在はiOS、Android、Google Chrome、Firefox、DesktopなどのOSに対応しています。
取扱通貨も豊富で90種類以上もの仮想通貨を保管することができます。
JAXXは初心者にも使いやすいサービスになってはいますが、日本語には対応していないので英語や仮想通貨関連サービスに慣れていない方には使いにくい場合もあります。
また決済にも使えて便利な反面、JAXXのセキュリティの安全性は低い方なので仮想通貨を保管する場合は少額にしましょう。
おすすめのデスクトップウォレット
Electrum(エレクトラム)
ElectrumはBTC専用のデスクトップウォレットです。
Electrumはセキュリティ強化としてコールドストレージ機能やマルチシグが実装されており、しっかり使いこなすことができれば非常に便利なウォレットと言えます。
しかし、サイト自体のセキュリティが強固でもパソコン自体がハッキングされてしまっては意味がないのでウイルス対策など対策できることは行っておいた方が良いです。
BTCを送信・受信するにはパソコン本体を持ち運ぶ必要があり容易ではないので、長期でBTCを保管したい場合に向いています。
Atomic Wallet(アトミックウォレット)
Atomic WalletはBTC、ETH、XRPなど主要通貨をはじめ、300種類以上の仮想通貨を保管できるデスクトップウォレットです。
Atomic Walletは仮想通貨の保管・送信・受信はもちろん、スワップやステーキングサービスなども充実しています。
また、iOSとAndroidのアプリに対応しているので外出先で利用したい人も気軽に使えます。
おすすめのハードウェアウォレット
Trezor(トレザー)
Trezorはメジャーなハードウェアウォレットです。
対応通貨はBTC、ETH、ERC20をはじめ、XRP、NEM、ADAなどのアルトコインも保管することができます。
Trezorは高度な暗号化が可能なため安全性も高く、サイトもシンプルで使いやすいデバイスです。
また、デバイスを用いた2段階認証が必要なので、従来のパスワードより流出しにくい仕様となっています。
タイプや時期によって価格は変化しますが現在は20,000円前後のようです。
ハードウェアウォレットは、一時期ウイルスが入っている物が出回っていたので正規店で購入するようにしましょう。
Ledger Nano S Plus(レジャーナノエスプラス)
Ledgerシリーズは世界的にもかなり人気のあるハードウェアウォレットです。
Ledger Nano S Plusは5500種以上の仮想通貨を保管することができます。
Ledger独自のアプリ「Ledger Live」で、仮想通貨の運用やNFTの保管、DeFiアプリへのアクセスなど、その他様々な機能を利用することができます。
タイプや時期によって価格は変化しますが現在は12,000円前後のようです。
ハードウェアウォレットは、一時期ウイルスが入っている物が出回っていたので正規店で購入するようにしましょう。
まとめ
今回はおすすめの仮想通貨のウォレットを解説しました。
普段外出先でも取引したり決済に使いたい方は、取引所ウォレットやウェブウォレット、モバイルウォレットがおすすめです。
長期保有を考えている方はハッキングリスクが低いハードウェアウォレットを選ぶことをおすすめします。
もしウォレットに予算をかけれない方は、無料で使えるウォレットの中でもハッキングリスクの低いデスクトップウォレットが良いでしょう。
今回解説した通り色々な種類のウォレットがあるので、興味がある方はぜひ調べて使ってみてください。