チェーンリンク（LINK）とは？
チェーンリンク（LINK）は、ブロックチェーンネットワークと外部システム（オフチェーン）の間で機能するミドルウェアプラットフォームです。
ミドルウェアプラットフォームとは
コンピュータやソフトウェア同士がスムーズに連携・通信できるように結びつけるプラットフォームのこと。
従来のブロックチェーン技術では外部データへのアクセスが難しい課題を解決し、現実世界のデータとブロックチェーン上のデータを結びつけるサービスを提供しています。
このプラットフォーム上で取引されるネイティブトークンがLINKになります。
チェーンリンク（LINK）の概要
| 通貨記号 | LINK |
| 提唱者 | セルゲイ・ナザロフ |
| 発行上限 | 10億枚 |
| 発行開始時期 | 2017年9月 |
| 時価総額（2024年1月11日時点） | 約1兆2689億4811万（ランキング14位） |
| 公式サイト | https://chain.link/ |
| ホワイトペーパー | https://chain.link/whitepaper |
| 公式X（Twitter） | https://twitter.com/chainlink |
| 参考サイト | https://coinmarketcap.com/ja/currencies/chainlink/ |
チェーンリンク（LINK）の特徴
分散型オラクル
分散型オラクルとは、ブロックチェーンが外部とのデータをやり取りする仲介機能のことです。
チェーンリンクは、中央集権型の単一ノードではなく、分散型オラクルネットワークを活用しています。複数のオラクルノードがスマートコントラクトに外部データを伝える仕組みです。
これにより、スマートコントラクトに外部データを供給するだけでなく、ビットコインやイーサリアムなどに対してもデータを送信することが可能です。
多様なデータフィード
チェーンリンクは、あらゆるAPIからデータを取得することが可能で、既存のシステムとブロックチェーンを統合する柔軟さを持っているのが特徴です。
多岐にわたる用途に利用可能で、スマートコントラクトのユースケースはなんと77種類以上に及びます。
高いセキュリティ
チェーンリンクは、セキュリティに配慮した設計により信頼性がとても高く、かつ改ざんが難しい仕組みになっているのが特徴です。
分散化されたオラクルネットワークによって外部データへのアクセスを分散させ、これによりブロックチェーン上でのスマートコントラクトの安全性を向上させています。
異なるブロックチェーン同士を繋げることができる
チェーンリンクはクロスチェーン技術を駆使し、異なるブロックチェーン同士を結びつけることが可能です。
これにより、異なるブロックチェーンの相互補完や強みの活用が促進され、仮想通貨市場全体の進化が期待されています。
通常、ビットコインとイーサリアム等のブロックチェーンは互換性がないため、結びつけることが出来ませんが、チェーンリンクはクロスチェーン技術を導入することでこれらを繋げることができ、異なるブロックチェーン同士がデータのやり取りなどを行えるようになっています。
チェーンリンク（LINK）の将来性
分散型オラクル市場での活躍
現在、チェーンリンクは分散型オラクルサービス市場で圧倒的な立場にあり、数多くのブロックチェーンや企業に採用されています。
既に1,000以上のプロジェクトで採用されており、新たな有望な競合が出現しても、チェーンリンクはその先行利益から簡単にシェアを奪われることはないと多くの投資家が考えています。
分散型ネットワークの価値
チェーンリンクはDeFi関連銘柄の上昇に支えられ、需要が拡大する見込みです。
LINKの通貨は、DeFi、スマートコントラクト、NFTなどの分散型技術と密接に関連しており、今後もDeFi、スマートコントラクト、NFTなどの市場が拡大する傾向が続けば、チェーンリンクも引き続き上昇すると期待されています。
新しい企業とのパートナーシップとプロジェクト
チェーンリンクはさまざまな企業やプロジェクトと協力し、新しいパートナーシップを築いています。
これにより、さらなる採用とプロジェクトの成功が期待されます。
チェーンリンク（LINK）の価格推移
LINKの最高値は2021年３月につけた7600円台です。
2021年の高値更新後は下降トレンドを形成しています。
2022年はLUNA-USTショックや、FTXの破綻騒動などの影響で仮想通貨市場全体が下落してしまい、LINKの価格も影響を受けたため、その後は1000円を切るくらいまで下落してしました。
しかし、2023年の年末から2024年1月現在（2024年1月11日時点） では仮想通貨市場全体が回復してきた影響もあり、2000円台の価格をつけています。
まとめ
今回はチェーンリンク（LINK）について解説しました！
チェーンリンク（LINK）は分散型オラクル市場では覇権を握っている仮想通貨で、安全性や将来性も高い為、現在様々な有名企業とパートナーシップをとっています。
さらに、チェーンリンク（LINK）は長期的な下落トレンドを形成していたが、現在（2024年1月）は回復傾向にあります。
今後のチェーンリンク（LINK）の動向と展開によって、価格が上昇していくのが期待出来るので楽しみですね！！
今回紹介したチェーンリンク（LINK）が気になった方は、Paradise Exchangeでも取り扱っていますので是非チェックしてみてくださいね。
