コスモス(ATOM)とは
コスモス(ATOM)は、米ソフトウェア企業Tendermint(テンダーミント)社で開発され、2019年4月にローンチしたブロックチェーン技術です。
「インターネット・オブ・ブロックチェーン」と呼ばれる、誰でも簡単にブロックチェーンを開発・利用できる環境を作ることを目標としています。
また、コスモスは独自トークンである「ATOM」を発行しており、このトークンはステーキングやネットワークの運営に関わる際に利用されています。
コスモス(ATOM)の概要

通貨記号 | ATOM |
発行上限 | なし |
発行開始時期 | 2017年 |
時価総額(2023年8月23日時点) | 約4381億2373万円(ランキング28位) |
公式サイト | https://cosmos.network/ |
参考サイト | https://coinmarketcap.com/ja/currencies/cosmos/ |
コスモス(ATOM)の特徴
異なるブロックチェーンを繋ぐことができる
通常、ビットコインやイーサリアムを含む多くのブロックチェーンは、他のブロックチェーンの相互運用が難しく、連携が制限されています。
しかしこのコスモス(ATOM)のネットワークでは、「Hub」と「Peg Zone」という仕組みを使って、どんなブロックチェーンでも繋げることができます。
こうした仕組みにより、異なるブロックチェーン同士でも仮想通貨の送金や取引がスムーズにできるのが大きな特徴です。

「DPoS」を採用している
コスモス(ATOM)はプルーフ・オブ・ステーク(PoS)から派生した「デリゲート・プルーフ・オブ・ステーク(DPoS)」というコンセンサスアルゴリズムを使っています。
通常のプルーフ・オブ・ステーク(PoS)では、たくさんの仮想通貨を持っている人ほど、取引を承認する権利が多く与えられ、その対価として報酬をもらえます。これにより、多くの通貨を持っている人に権利と富が集中してしまうことが問題とされてきました。
コスモス(ATOM)では、この問題を解決するためDPoSを採用しています。DPoSでは、通常のPoSとは異なり、取引の承認権を持つ人々を選ぶ際、自分の権利を他の人に委任することができます。
これにより、取引の承認者は保有通貨の量だけでなく、他の人から委任された票も考慮して選ばれます。委任された票を持っている人が承認者になると、委任した人にも報酬が分配される仕組みになっているため、DPoSはPoSよりも権利と富が分散しやすくなり、その結果、取引の処理速度向上にも繋がっています。
独自のブロックチェーンをつくることができる
コスモス(ATOM)では、ソフトウェア開発キット(SDK)を利用することで、簡単に新しいHubを作成することが可能で、そのHubで使われる独自のトークンを発行できる特徴があります。
新しく作成されたHubは、既存のCosmos Hubや他のHubとの相互運用性を持ち、外部のブロックチェーンと連携することができます。

スケーラビリティ問題に対応できる
コスモス(ATOM)は、スケーラビリティ問題を解決する力を持っています。
スケーラビリティ問題とは、ブロックチェーンの取引需要に対して処理が追いつかず、手数料の高騰や取引の遅延を招いてる状態のことです。
しかしコスモス(ATOM)は、異なるブロックチェーン同士を結びつけることで、処理の負担を分散させることができます。これにより、ネットワーク全体の性能を向上させ、スムーズな取引を可能にしています。
ステーキングが可能
コスモス(ATOM)はステーキングによって報酬を得ることができます。PoSアルゴリズムを使用しており、ATOMを所有することで収益を得ることができます。
Paradise Exchangeでも、ATOMのステーキングが出来ます!(年利7.02%)
コスモス(ATOM)の将来性
SDKを活用したブロックチェーンやプロジェクトの増加
コスモス(ATOM)のネットワークでは、30以上のブロックチェーンが存在し、これらで240種類以上の分散型アプリ(DApps)が動いています。さらに、新しいブロックチェーンやDAppsの開発も着実に進行中です。
これにより、コスモス(ATOM)のエコシステムは拡大し続けており、ATOMの基軸通貨の需要も増加する可能性があり将来を期待されています。
トヨタがコスモス(ATOM)を活用
2019年4月、国内の大手自動車メーカーであるトヨタは、「トヨタ・ブロックチェーン・ラボ」を設立しました。この取り組みは、自動車の修理や事故の履歴データなどをブロックチェーンの特性を使って改ざんされにくくし、顧客の信頼性を向上させることを目指しています。
現在トヨタは新たな技術を活用して、自動車業界における信頼性向上に貢献しています。

コスモス(ATOM)の価格推移
コスモス(ATOM)の最高値は、2022年10月につけた4,800円台です。
2021年の初頭に600円台をつけていたコスモス(ATOM)は、仮想通貨市場の盛り上がりを追い風に価格を上昇させました。2月に2,000円台に高騰し、夏場には一旦900円台まで下落したものの、10月には最高値の4,800円台まで価格を上げました。
2022年には、5月に起きたUSTとterra(LUNA)の大暴落に引きずられる形で下落し、6月には一時900円台を割り込みました。
2023年の年初は、コスモス(ATOM)の価格上昇傾向が見られました。 仮想通貨市場が全体的に上昇を見せており、ATOMも1か月で1.5倍近くに高騰しました。 ソラナのロールアップソリューションがコスモスネットワークへの展開を進めるなど、現在もエコシステムは拡大を続けています。

まとめ
今回はコスモス(ATOM)について解説していきました!
コスモス(ATOM)は、異なるブロックチェーン同士でも送金や取引がスムーズできる需要の高い仮想通貨です。
今後、大企業や取引所でコスモス(ATOM)のブロックチェーン技術が採用されれば、価値が上昇する可能性が高いのでこれからの動向が楽しみですね!
今回紹介したコスモス(ATOM)が気になった方は、Paradise Exchangeでも取り扱っていますので是非チェックしてみてくださいね。